2017年10月13日

『太宰治の辞書』(解説)


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著:北村薫
カバーイラスト:高野文子
カバーデザイン:東京創元社装幀室
出版社:東京創元社

発売日:2017年10月30日
定価:本体700円(税別)
文庫判

『太宰治の辞書』の文庫化に際し、解説をお任せ頂きました。

 もとより、小説家を志していた私が特にミステリを書くことを選んだのは、円紫さんと私シリーズの五作目『六の宮の姫君』に深い感銘を受けたからでした。それだけに、今回解説を書かせて頂けたのは畏れ多くも嬉しいことです。
 思い出話と、本書と既刊との関係性と、本文を読み解く手がかりになるだろう情報とを盛り込みました。シリーズ読者の皆さまと一緒に十七年ぶりの新刊を読んでいくような解説になっていればと思います。

 変わったことと変わらなかったこと、それぞれを楽しむ、すてきなお仕事でした。

posted by 米澤穂信 at 00:00| 解説・推薦・編纂

『米澤穂信と古典部』


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写真:atsushi shimizu+WW
装幀:岩郷重力+K.T
本文デザイン:原田郁麻
出版社:KADOKAWA

発売日:2017年10月13日
定価:本体1,100円(税別)
A5版
ISBN:978-4-04-106051-3


〈古典部〉シリーズのムックであり、気恥ずかしいようにも思いますが、私の個人ムックでもあります。

 2001年の『氷菓』刊行以降、「野性時代」誌で組んで頂いた対談や特集を軸に、いくつかの記事を増補しています。目次は以下の通りです。


Interview 〈古典部〉シリーズ15年のあゆみ
短編 「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」
対談 北村薫――「謎に気付く」醍醐味
対談 恩田陸――こんなミステリが書きたい!
著者による〈古典部〉シリーズ全解説
さらにディープな〈古典部〉隠れネタ大公開!
米澤穂信に30の質問 読者編
あなたの本棚見せてください! 古典部メンバー4人の本棚大公開
お仕事場拝見 2017年
『いまさら翼といわれても』刊行密着レポート!
米澤穂信のマイルストーン
講演録 物語のみなもと
対談 綾辻行人――豊潤なミステリを生み出すために
対談 大崎梢――『いまさら翼といわれても』
米澤穂信に30の質問 読者編/作家、声優、漫画家編
門外不出の〈古典部〉ディクショナリー


 今回のムック用に新しく書き下ろした「古典部メンバー4人の本棚大公開」は、以前このサイトで公開した折木奉太郎の本棚(掘り出し物です)を発展させ、折木、千反田、福部、伊原の四人につき、彼らの本棚に収まっている本を30冊ずつ選んだものです。
「門外不出の〈古典部〉ディクショナリー」は、古典部に関する設定資料の一部を、文章にまとめていただいたものです。こういうものがないと、山本という苗字は出たことがあるのか、伊原に兄弟はいるのか……などちょっとしたことが、すぐにはわからなかったりするのです。

 読者、編集者、同業者、関係者、多くの方に助けられ、こうした本が出せるようになりました。本当にありがたいことです。
 どうぞよろしくお願いいたします。

タグ:〈古典部〉
posted by 米澤穂信 at 00:00| 既刊情報

2017年10月03日

『米澤穂信と古典部』サイン会


 こんにちは。米澤穂信です。

 ムック『米澤穂信と古典部』の刊行に際し、サイン会を開いて頂けることになりました。
 なにしろムックですから、こういう機会があるとは思っていませんでした。ありがたいことです。
 場所は新宿です。

紀伊国屋書店 新宿本店様

日 時:2017年10月28日(土)16:00 〜
場 所:紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース
参加方法:web申込の上、抽選

詳しくは、紀伊國屋書店新宿本店様のイベント告知をご覧下さい。


〈古典部〉シリーズも、気づけば長く書いてきました。変わらず読み続けて頂けて、こうしたムックが出るにまで至るとは、まったく想像もしていないことでした。
 読者の方々にお会いできる機会が楽しみです。当日、どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 米澤穂信 at 20:42| イベント告知