2018年04月24日

対談が掲載されました


 こんにちは。米澤です。
 対談が掲載されましたのでお知らせします。

媒体:『女性自身』2018年5月8・15日合併号(光文社)
発行日:2018年4月24日
題名など:超"笑えるミステリー"10選
話者:麻耶雄嵩・米澤穂信

posted by 米澤穂信 at 00:00| お知らせ

2018年04月15日

「千年紀の窓」


「たべるのがおそい」vol.5
発売日:2018年4月15日


〈一見して病死だった。デュー(デュー・マクラウド刑事)は早く帰りたがっていて、「これは警察の仕事じゃないな」と二度言った。私も同じ意見だった――机に突っ伏した、ラリー・シューメーカーの顔を見るまでは。彼の顔は曲がっていた。数多くの死体を見てきたが、あれほど奇怪な顔は見たことがない。私は呻き、デューを呼んだ。私が見たものを見て、彼は言った。「神さま」〉



「たべるのがおそい」に寄稿した短篇です。

 西暦2000年のある日、ペンシルヴァニア州の小さな町で、一人の男が命を落とした。施錠されたオフィスで夜中までコンピュータに向き合って仕事をしていたが、とてつもないストレス――怒り、不満、あるいは恐怖――に晒され、心臓が止まってしまったのだ。
 この「ラリー・シューメーカー事件」については、さまざまな見方が存在する。事件を担当した刑事は二人とも世を去ったが、そのうち一人は回顧録を遺していた。その回顧録と新発見の資料からシューメーカー事件の真相へと迫っていくH.B.ライスバレーのレポートを、米澤穂信が初めて邦訳する。
 という短編です。

 昔日の恐怖が、いま甦る。

posted by 米澤穂信 at 00:00| 雑誌等掲載短篇