こんにちは。米澤です。
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
ほんの気まぐれからblog形式に移行した「汎夢殿」ですが、やることはこれまでとほとんど変わりません。ただ、「近況報告は0の付く日」という原則は、ちょっと改めようかと思っています。仕事が立て込むと更新できない日も続きますし、ネタがあるのに0の付く日を待つというのもおかしなもの。シェフのきまぐれ更新という形で進めていこうかと考えています。
ところでblogには、画像を大量に用いてささやかな生活を記録するものというイメージがあります。
そこで私も、「こんなもの買っちゃった☆ミ」日記を書いてみようと思います。
私の部屋のメインコンセプトは「殺風景」です。
部屋は執筆のためにあるのであって、安らぎのためにあるのではありません。外から帰ってきたとき、「ああ、我が家に帰ってきた」と思うのではなく、「ああ、職場に戻ってきた」と思うようでなくてはなりません。
そこで、部屋に入るとまずカレンダーが見えるように配置されていますし、机からふと顔を上げるとスケジュール一覧が目に入るようになっています。
そんな部屋なのに、ペン立てが欲しくてつい、こんなものを買ってしまいました。
これは……。
栗鼠じゃないでしょうし、小熊でしょうか。レッサーパンダの可能性も捨てきれませんが、しかしいずれにしても、ええい、あんがい可愛いではないですか。
こんなことではお部屋のコンセプトが崩壊してしまいます。
ペン立てとしての本分を果たさせて、事務用品という雰囲気を打ち出しましょう。
けなげだ……。
こ、こんなけなげでは困ります。この部屋には鉄と錆と汚れと諦念こそが似合うのです。配偶者を得て構えた新居じゃあるまいし、なごんでどうするんですか。
というわけで、隣に並べてみました。
もともと空を飛ぶ力の弱い鶏でありながら、上を見たままぶくぶく太り、もはや地面も満足に走り回れないのに、なおも上ばかりを見ている。
そのすぐ近くには一心に重き荷を運ぶ小熊がいるというのに、鶏は目を下ろすこともなく、両者の視線は永遠に交わらない。
うん、いい構図です。
これなら我が部屋にあってもいい。そんな気がしてきました。
でも明日にでも、LOFTあたりで殺風景なメタルのペン立てを買って来ます。
ところで小熊と書くと、なんだか『市民と武装』って感じがしますよね。