こんにちは。米澤です。
「野性時代」(角川書店・毎月12日発売)に小説を連載することになりました。
〈古典部〉シリーズの五冊目になる予定の長編で、題名は『ふたりの距離の概算』と付けています。
2007年の『遠まわりする雛』以来、久しぶりの〈古典部〉になります。
その間にいろいろな小説を書きました。〈古典部〉の書き方を忘れているのではと不安に思っていましたが、キーボードに向かい合った途端、すらすらと折木奉太郎の一人称が出てきたのは不思議なぐらいでした。
10月発売の11月号から掲載されていきます。
しばらくおつきあいいただければ嬉しいです。
また、10月1日には新潮社から『ボトルネック』が文庫化されます。
いま振り返れば、あれも一つの総括でした。良かったらお手にとってみてください。