2009年12月07日

インタビューです

 昨日、山手線恵比寿駅で編集者さんと別れました。私が電車を降り、編集者さんは乗ったままでした。
 ところがその直後、四つ先の駅である新宿に用事があったことを思い出し、一つ先の渋谷駅で元の車両に戻って来ました。

 私から見ると自然な行動だったんですが、編集者さんから見ると「恵比寿で降りたはずの米澤が渋谷でまた乗って来た」ということになるわけで、ずいぶん驚かれてしまいました。
 イッツアリバイトリック。

 こんにちは。米澤です。

 原書房の「2010本格ミステリベスト10」でインタビューを受けています。


 インタビュアーはミステリ評論家の川井賢二さん。内容は今年の総括といった感じです。えがおがふしぜん。
 よろしくお願いします。

 わかる人は0.5秒でわかるでしょうが、一度引っかかってしまうとなかなかわからないようです。
 冒頭の現象の手順は、以下の通りです。

1)恵比寿駅にて山手線を降りる
 ↓
2)歩きかけて、新宿に用があると思い出す
 ↓
3)発車ベルが鳴っていたので、とりあえず手近な車両に乗り込む(もともと乗っていたのとは別の車両)
 ↓
4)編集者さんとの話が途中だったので、渋谷駅で一度列車を降りて、元の車両に乗り直す
 ↓
5)「恵比寿で降りたはずの米澤が渋谷でまた乗って来た」ということになるわけで、ずいぶん驚かれてしまいました。

 駆け込み乗車はしていませんのでご安心ください。
posted by 米澤穂信 at 22:08| お知らせ