2012年06月15日

『時計館の殺人』解説


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著:綾辻行人
装画:喜国雅彦
装幀:坂野公一(welle design)
解説:米澤穂信
出版社:講談社

発売日:2012年6月15日
定価:上下巻ともに本体676円
文庫判
ISBN:(上)978-4-06-277294-5
/(下)978-4-06-277295-2

『時計館の殺人』が、版を改め新装版として刊行されました。
 今回、その解説をお任せいただきました。

 日本ミステリのマイルストーンであると同時に、個人的にも非常に思い入れの深いミステリです。
 もし昔日の私に「お前はいずれ『時計館の殺人』の解説を書くのだぞ」と教えたら、震え上がって夜も眠れなくなるでしょう。
 思い出話ばかりではご退屈と、微力ながら内容の読解を載せていただきました。

 新本格黎明期にミステリを読み始めた同志たちと、そしてこれからミステリを読んでいく皆さまに、少しでも推薦の役が果たせればと思っています。
posted by 米澤穂信 at 00:00| 解説・推薦・編纂